土佐黒茶の製造風景を紹介します
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四国山地の清浄な環境にある茶園
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機械で茶葉を枝ごと収穫
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茶葉を洗って桶に詰め込む作業
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3時間かけて桶をしっかりと蒸煮
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茶葉を冷却しながら枝の除去作業
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茶葉にカビをつける好気発酵
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カビづけ後の茶葉を手でほぐす作業
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茶葉を桶に詰め重石をして嫌気発酵
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乳酸発酵(建機発酵)を終えた茶葉
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尾根の茶葉を太刀で切り出す作業
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包丁を研ぎながら丁寧に裁断
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切った茶葉を再び桶に戻して再発酵
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桶から取り出した茶葉を手作業で成形
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直射日光を浴びて黒変した茶葉は馥郁と香る
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晴天が5日続けば干しあがる
【 青苔茶房(せいたいさぼう)の紹介 】
肥料や農薬を使用しない発酵茶と玄米をお届けします。
四国山地に伝えられる発酵茶。時間をかけて手作りしたこのお茶を「土佐黒茶」と命名して販売しています。肥料・農薬不使用の茶葉を栽培し発酵させて、直接お客様の手に届けたい。できることなら私自身がお客様のために黒茶を煮出して差し上げたい。そんな思いで「茶房」を看板に掲げましたので、実店舗はございません。
香川県産オーガニック玄米は、35年間農薬不使用の水田で栽培されました。肥料・堆肥を使用しない本物の自然栽培米で、皆様の心と体を養っていただければと思います。また僭越ではありますが、オーガニック農業の普及にも取り組んでいきたいと所望しています。
【青苔茶房の命名由来】
唐の王維が詠んだ五言絶句「鹿柴」に因みます。
空山不見人(空山人を見ず)
但聞人語響(ただ人語の響きを聞く)
返景入深林(返景深林に入り)
復照青苔上(また照らす青苔の上)
深い山中にて夕刻の陽光が森林の奥へ斜めに射し込み、岩上に生えた青苔を照らす様を表現していますが、悠久の自然が作り上げた一幅の名画のような情景を彷彿とさせる詩です。
苔類は長い年月をかけて、ゆっくりと成長を続けます。あまたの生命を育む自然の力を表現するのに「青苔」という言葉が私にはしっくりときたので屋号に用いた次第です。
【業者様へ】
土佐黒茶の卸売りはしておりません。生産量が少ないため供給が追いつかず、事実上の応需生産となっています。ご理解を賜りますようお願い申し上げます。